そもそもPNDとはなんぞや?

要はカーナビの一種ですね。日本ではカーナビと言えばダッシュボードあたりに取り付ける、いわゆる据え置き型で大きな画面を持ったオーディオ機能と一体になった高価な機械というイメージがありますよね。しかし、世界的に見ると実は欧米やアジア諸国では小型のPNDが主流なんですよ。ご存知でしたか? PNDというのはパーソナル・ナビゲーション・デバイスと言う、いわゆる携帯型のパーソナルナビという意味です。ですから、世界標準でナビと言えば、実はPNDのことを指すのですね。先日松下電器がヨーロッパ市場でPNDを発表したのですが、その松下電器によれば07年度の全世界におけるカーナビの総需要に占めるPNDの割合は、なんと90%なのだそうです。つまり豪勢な据え置き型のカーナビを使って喜んでいるのは日本人だけということですね。先月カーナビを買ったばかりの私はこの記事を見てショックを受けました。なぜ日本ではPNDを積極的にPRしないのでしょうか?

ようやく日本にもPNDが

日本でPNDが知られるようになったのはつい最近のことだそうです。そうですね、確かに私も知りませんでしたから。実は06年末に三洋電機が大手の先陣を切ってフラッシュメモリーを使用したPND「ミニゴリラ」を発表しました。これが予想以上のヒットになったそうです。しかし、なぜ今頃になって日本で普及し出したのでしょうか? それは据え置き型の豪勢なカーナビに比べて価格が安く、取り付けや取り外しが簡単だからですね。据え置き型と違い、PNDの場合はフラッシュメモリーやSDカードと言ったICメモリーに情報を記録しています。なので据え置き型と比べ部品が少なく、シンプルな構造になります。すると当然コストが少なく済むわけですね。さらにICメモリーはパソコンやデジカメによって大量に生産されているため価格が安いのです。このような事情が複雑に絡み合ってPNDの生産コストが下がっているのです。

PNDは安いが価格はどうなの?

実は国内で販売されているPNDの価格帯は5〜6万円程度です。据え置き型の価格は15〜20万円程度ですから、実にその半分以下ということになりますね。取り付けはシガーソケットから電源を取るだけですし、工具や難しい作業も一切不要です。例えば通信販売で購入しても自分で取り付けることは簡単です。しかし、当然ですがPNDは据え置き型にはかなわない点があります。それは自車位置の検知精度です。ほとんどのPNDは、携帯電話のようにGPS(全地球測位システム)を利用しています。一方据え置き型の場合は速度情報やジャイロセンサーを利用して高精度を保持しているのです。しかし、現在ではPNDでも仮に一度自車位置を失ったとしてもGPSアンテナの精度は高いため数秒程度で正しい位置を認識することが出来ます。ですから、あまり神経質にならなければ、これからナビの購入を検討しているのであれば、PNDも視野に入れると良いでしょう。

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